2017.07.19更新

訴訟指揮、っていうとオーケストラの指揮者みたいでキレイな響き…?かもしれませんが。

語弊を恐れずざっくり言うと、当事者の主張を整理したり、説明を求めたりして訴訟の進行をスムーズにするよう裁判官がコントロールすることを言います。

 

双方当事者に弁護士がついていればまずないのですが、本人訴訟の場合など、書面をよんでも何が言いたいのか、何を請求したいのかわからないことがあります。

そんなとき、通常であれば、裁判官のほうから、これはどういう主張なんですか、と質問してみたり、このままだと法的には成り立たないので検討してみてね、とかコメントがあります。

(あんまりやりすぎると一方当事者への肩入れと思われてしまうので慎重にコメントする裁判官が多いです。)

 

でもたまに、何言ってるのか全然わからない書面なのに全くコメントせず、そのまま判決まで進めてしまう裁判官もいます。

 

原告が本人訴訟(弁護士をつけず本人でする訴訟)で、訴状の内容がチンプンカンプンだったりすると、認否のしようもなかったりするので、非常にやりづらいです。

もちろん、被告の立場でどういう趣旨か聞くこともできますが、対立する弁護士から質問されて素直に答えてくれることも少ないですよね。

 

何言ってるのかわからない訴状だから、このまま棄却判決出しちゃいます、ということなのかもしれませんが、そういう方は敗訴すると当然のように控訴するんです。

すると結局解決まで時間がかかってしまうので、被告の立場からしても、原告のわけのわからない主張もしっかり解明したうえで、棄却判決を出して欲しいと思います。

投稿者: 港区西新橋の弁護士 吉利 浩美

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